私は銀座8丁目に住んでいたことがあります。
すぐ隣街の築地に国立ガンセンターがあり、私は何度もウォーキングでその前を通りました。
日本の癌治療の最高峰です。
そこに勤務していた医師の本を図書館で借り、さらに同じ本を購入しました。
抗癌剤は使用するのがたいへん難しいのですが、医師はその使用法を習ったわけではありません。
薬剤会社の営業マンが言うとおりに使ってみているのです。
別な話ですが、私は少し前にカスピ海ヨーグルトを宣伝にほだされて買って飲みました。
善玉腸内細菌がどんどん増えるということでした。
飲んでしばらくで起きても寝ても腸が勝手にグニュグニュ動き、ガスはたびたび発生します。
あまり続くので全国に病院がある大手の病院へ行きました。
まずは腸内ポリープを診ますということでした。
その後も診察がありますが、若い医師は聴診器も当てませんし、脈も診ず、打診ももちろんしません。
薬を出して一定期間飲んでみて状態を聞き、薬を変えてみるということなのです。
私という患者がたまたまそうだったのでしょうが、消化器科という医療は何と何もしないのかと感じました。
それとそう違わない感覚で、医師は癌に抗癌剤を打つに違いありません。
打ってみないとわからないし、知らないからです。
細胞は体内で分裂増殖して増えている、癌細胞は留まることなく分裂増殖する恐ろしい細胞。
ですから早期発見、手術、念のために抗癌剤投与という治療をします。
私の受けた治療と変わらないといえます。
書いていても恐ろしいです。
さて国立がんセンターにいた医師は、抗癌剤の研究を十分していますし、
地方へ講演に行き、若い医師に癌についての講演会をするそうです。
抗癌剤治療も進歩していると言います。
本もしっかりした内容でお書きになっています。
しかし
癌は分裂増殖する細胞。
このことは変わりません。
怖がるな、とは書いていますが。
アメリカにワトソン研究所という世界的な細胞学研究所があります。
私は若いときに本で読みましたが、柳澤桂子さんという研究者がワトソン研究所で研究につきました。
たいへん美人なかたです。
柳澤研究員はアイソトープを使ってソラマメの根が細胞分裂していることを確認しました。
私は感心しました。これこそ細胞分裂の証明である・・・と。
しかし感心した私も研究者も大きな間違いがあります。
細胞分裂しているのはソラマメであって、人間の生体内の細胞ではありません。
http://www.chishima.net/photo/photo2.html
の顕微鏡写真をたびたび見ていただいておりますが、
この写真を撮影した医学博士はワトソン教授に聞きました。
手紙か国際電話でかはわかりません。
ワトソン教授がカエルの卵が分裂増殖している顕微鏡映画を撮影したからです。
「あなたは(ワトソン博士)1個の卵からオタマジャクシになる過程で、
細胞が有糸分裂で2つに分かれ、ついで細胞質が2つに分かれて細胞分裂で細胞が増えていくところを確認しましたか。」
しかしワトソン教授の回答は、
「私は細胞核が2つに分かれる有糸分裂を確認していません。」
ということでした。
世界的な細胞の研究者が見ていないことを、実に多くの医師や研究者、一般のひとが細胞は遺伝子が2つに割れて細胞分裂すると言っています。
これを書いているいま現在に例えば超マイクロスコープのようなものが開発され、
誰かが生体内の細胞分裂の状況を映像に撮影しているなら別ですが、あなたが言っている細胞分裂は。世界的な研究所でも、このとおり確認がされていません。
観察されているのは細胞を生体外に取り出し、顕微鏡観察のために試薬をかけ光を当てたり、培養液に漬けた場合に、ほとんどの細胞は死滅するが、その中で死に物狂いで分裂を見せるものが出て来たということです。
ただこの細胞分裂が遺伝子が2つに分かれる有糸分裂かどうかを確認したものを、私はぜひ見たいです。
補注:
東大・京大の研究者が主催する研究会の講演会に、このようなタイトル説明がありました。しかしながらその後、この証明のことはネットでは出てきませんし、書物でも見ておりません。アマール・クラー博士は、細胞分化の基として「DNA 二重鎖の二つの鎖が非対称に娘細胞に分配される」ことを酵母で証明し、最近この非対称分配がマウスの特定の細胞群であること、この過程が動物の左右軸の決定にも関係することを証明しました(Science 2006; Science 2007)。
ただ医学部学生の次男は、酵素を使って確認されたと言っていました。
整理しますと、
『生体内で細胞は、さらに癌細胞は細胞分裂をしてどんどん増殖する危険な細胞だから、早期発見、早期手術と抗癌剤治療をしましょう。』
という高額医療費の構図が見えて来ます。それをうなずけるように、たいへんな労力と資金を投入して行われたアメリカでのマクベガンレポート、第二のマクガバンレポートと言われるチャイナ・プロジェクトが日本では隠蔽されています。
これらによってアメリカはとっくに癌治療は代替療法に向かっており、売れなくなった抗癌剤は日本で使われていると言います。
さて私が細胞分裂に感心した柳澤桂子さんは日本に戻って身体を悪くして車椅子生活をしていると、後の本に書いてありました。研究職は諦めサイエンスライターになりました。
先の著書『二重らせんの私』の別著書を扱った出版社の社長に後に会ったときに聞きましたら、脊椎カリエスにかかられたそうです。
写真を見ると年齢がいっても綺麗なかたです。
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文部省下でコンピューター黎明期に図書館電算システム化の開発にあたりました。その後大手金融機関に定年までに勤めました。
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